会陰切開後の座り方をお伝えしたけど、本当は・・・

一つ前のブログでは

会陰切開後の座り方をお伝えしました。

 

・・・でもですね、

 

本当は座らないでほしい・・・!!

寝ていてほしいのです!!

 

というのも、

おまたには骨盤底筋という

下から内臓を支える筋肉があります。

Unknown

 

 

 

 

 

 

これは骨盤を頭の方向から見た図です。

ピンクの筋肉はほとんど骨盤底筋です。

 

 

出産ではこの骨盤底筋が

ものすごいダメージを受けます。

 

赤ちゃんの頭で引き伸ばされて、

本来のしっかりとした働きが

できなくなっている状態です。

 

その状態で立ち上がったり、

動いたりすると・・・

 

重力や腹圧によって

内臓を支えきれずに

内臓が落ちてきてしまうことも。。

(子宮脱・脱腸などと言われます。)

 

なので、産後はなるべく

長時間座ったり

長時間の立ち姿勢はせずに、

過ごしていただくことをお勧めします。

 

 

それでも座らなくてはいけない時は

あぐら姿勢(仙骨座りにならないように)

がお勧めです。

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お尻の下に丸めたタオルが

入ってます。

 

 

 

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授乳の時、

こんな姿勢になってませんか?

腹圧がかかって骨盤底筋へのダメージ↑です。

 

座り方については、

ひとつ前のブログをみてくださいね

 

 

そして立つ時は

片方の足に体重をかけないように。

お腹を前に突き出さないように。

していただけたら良いかなと思います。

 

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お腹が前に突き出した姿勢は

腰が反って辛いです。

 

 

 

 

先程お話しした骨盤底筋ですが

元どおりに戻る時期については

個人差があります。

 

3か月の人もいれば、

1年以上経っても違和感や不調がある人もいます。

 

6か月以上経っても

尿漏れ

(くしゃみをした時や

重いものを持った時に尿が漏れる)や、

 

お湯漏れ

(お風呂で湯船から出た後、

膣からお湯がジャッと出る)

がある方は、

 

骨盤底筋エクササイズも

有効なことがあります。

(う〜ん、

個人レッスンもサロンメニューにしようか。。。)

 

たくさん本も出ているので

一冊買ってみてもいいかもしれませんね💡

 

 

そしてもう一つ・・・

会陰切開の痛みについてなんですけどね。

 

 

・・・どうしたって痛い傷もあるんです。

 

 

実際私も、

産後入院中に

左右対称の姿勢を心がけていましたが

退院までは会陰の痛みがありました。

 

 

そんな時は

痛み止め、飲んでも大丈夫ですよ。

 

 

母乳に薬の成分が入るかもしれない。

薬で身体が冷えちゃうかもしれない。

 

そういった理由で痛み止めを飲みたがらない

お母さんもいるかと思います。

 

でも、

痛みが引けば赤ちゃんのお世話も

とっても楽になります。

 

私は

お母さんがストレスなく

育児をスタートできることが

とっても大切だと思ってます。

 

だって、

10か月間

大事にしていた赤ちゃんが生まれたら

息つく間もなく、

慣れない育児がスタートするんですもん。

 

 

骨盤を整えたり

産後の体型を戻すなんて

いくらでもできます!!

 

お母さんが食べたもの飲んだものは

母乳になるため、

お薬も母乳に入るかもしれません。

でも

頓服で使用する痛み止めで

赤ちゃんの健康が侵されることはありません。

 

産後すぐはなるべく休んで

お薬の力も少し借りて

痛みやストレスを最小限にすることが

大切だと思います✨

 

これから出産を控えた妊婦さん

出産を終えて痛みがある産後のお母さん

 

まずは、お母さん自身が楽になるように

お過ごしくださいね✨

 

 
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ありがとうございました✨